MOTIF ESのアルペジオ演奏は、アルペジオ機能の「OutputSwitch」項目を有効にすることで外部MIDI出力することができ、CubaseのMIDIトラックにMIDIデータとして録音することが可能です。
※録音作業を行う前に、MOTIF ESとCubaseに関するMIDI設定などを正しく行って下さい。
※アルペジオ演奏の再生テンポは、MIDIクロック同期の設定を行うことで、Cubaseの再生テンポと同期再生することも可能です。→(
ご参照)
【Cubaseへの録音方法】
アルペジオ録音の際には、Cubase上のMIDIスルー機能によって、MIDIループ現象が発生しないようにご注意ください。(MOTIF ESから出力したアルペジオ演奏が、CubaseをMIDIスルーして、再度MOTIF ESに戻りアルペジオ演奏が正常に行われないなど)
以下の例では、MIDIループを防ぐため、Cubase上のMIDIスルー機能を一旦無効にし、MOTIF ES本体のローカルコントロール機能を有効に設定した状態で作業を行います。
※MOTIF ESとWindows XPパソコンをUSB接続した場合の設定例です。(USB-MIDI Driver V2.2.0)
※文中の画像にはCubase 4(Cubase Studio 4)を用いておりますが、Cubase SX3/SL3/SE3などでも同様の作業が可能です。
●MOTIF ES本体の設定
1.ユーティリティモードの「LocalCtrl」項目を「on」に設定します。→(
ご参照)
2.[SONG(PATTERN)] > [MIXING] > [EDIT]ボタンの順に押し、ソング(パターン)ミキシングモードに入ります。
3.NUMBER[1]~[16]ボタンのいずれかを押し、パートエディットモードに入ります。アルペジオをかけたいパートの「ArpSwitch」項目を「on」に設定します。
※アルペジオ機能は、任意の1パートにのみ有効です。
4.[COMMON] > [F3]:ARP > [SF4]:OUT CHボタンの順に押し、画面内「OutputSwitch」項目を「on」に設定します。
※「TransmitCh」項目はアルペジオ演奏を外部MIDI出力する際のMIDI送信チャンネルの設定です。
※[COMMON] > [F3]:ARP > [SF1]:TYPEボタンの順に押し、画面内「Bank」、「Ctgr」、「Type」項目にてアルペジオタイプを設定することができます。
5.MOTIF ES本体[ARPEGGIO]ボタンを押し、アルペジオ機能を有効(ランプが点灯した状態)にします。
#アルペジオ再生時、MOTIF ES本体鍵盤の演奏情報(トリガーノート)を外部MIDI出力したくない場合には、ソング(パターン)プレイモードにて、[F3]:TRACK > [SF2]:OUT SWボタンの順に押し、該当トラックの「EXT SW」項目を「Off」に設定してください。
●アルペジオ録音
1.Cubaseのプロジェクトウィンドウにて、MIDIトラックを選択し、インスペクターの「入力」項目を「Yamaha MOTIF ES-1」、「出力」項目を「未接続」に設定します。※MIDIスルー機能が無効になります。
2.選択したMIDIトラックの「録音可能」ボタンが点灯していることを確認します。
3.トランスポートパネルのレコードボタンをクリックします。トランスポートパネルが以下図のような状態になり、MIDIデータの録音が開始されます。
4.MOTIF ESの鍵盤を押さえ、アルペジオ演奏を再生します。以下図のように、MOTIF ESからMIDI出力されたアルペジオ演奏が、CubaseのMIDIトラックにMIDI録音されます。
●録音したMIDIデータの再生
1.MOTIF ES本体[ARPEGGIO]ボタンを押し、アルペジオ機能を無効(ランプが消灯した状態)にします。
2.<アルペジオ録音>の手順1のトラックの「out」項目を「未接続」から「Yamaha MOTIF ES-1」に変更します。(この例ではトラックのMIDIチャンネルを「1」にします。)
3.Cubaseのトランスポートバーのプレイボタンをクリックし、MIDIデータを再生します。